新エンジン搭載が“吉”C4&C4ピカソに試乗
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
デビューしたばかりのシトロエンC4を駆って、大西洋に面したフランス西南部、ビアリッツ郊外の道を走ったのは2004年秋のことだから、早いもので今年で5年目。確かにマイナーチェンジしてもおかしくない時期に至っているわけだ。今回のフェイスリフト、外観的には前から見れば変更点は一目瞭然で、シトロエンのアイコンであるダブルシェブロンのマークをモチーフにしたノーズ上部のスリットの下、これまで水平方向に開いたエアインテークが、台形の大口になっている。C5がすでにこれに近い形状で登場しているのでこうなるのは必然かもしれないが、初期型と新型、好みの分かれるところだろう。
それはさておき、シトロエンたるもの、外観変更のためだけのフェイスリフトなどしない。実はその中身、それもパワーユニットが劇的に変わった。日本に導入されるガソリンエンジンについていえば、これまでプジョー開発の1.6リッターおよび2リッター4気筒を搭載していたが、新型はBMW主導でプジョーと共同開発された1.6リッター 4気筒がそのノーズに収まる。すでにプジョー207や308に搭載されているものと基本的に同じエンジンだが、C4用には2種類がある。ひとつは、連続可変バルブタイミング機構を備えるDOHC4バルブのNA仕様で、1.6リッターから120ps/16.3kg-mを発生。もうひとつがDOHC4バルブの直噴ツインスクロールターボ仕様で、これも連続可変バルブタイミング機構を備えている。こちらは140ps/24.5kg-mと、パワーは控え目ながら2.5リッターNA並みのトルクを生みだす。
それらが搭載されるボディは、5ドアハッチバックと3ドアハッチバックの2タイプで、5ドアの「C4 1.6」と3ドアの「C4 1.6 VTR」にNAが、5ドアの「C4 1.6T エクスクルーシブ」にターボが搭載される。トランスミッションはいずれもフランス製の4段ATで、旧VTRで2リッターエンジンと組み合わせられていた5段MTは日本には導入されなくなった。そういえば、以前「サルーン」と呼ばれていた5ドアが「ハッチバック」という名になったのは、本国に3ボックスの「セダン」が登場したことの影響だろう。新型のプライスは「C4 1.6」が269万円、「C4 1.6T エクスクルーシブ」が324万円、「C4 1.6 VTR」が275万円だ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
「ホテル代が浮くしサイコー!」 軽自動車で「大人4人」寝れる!? どこでも“カンタン”に「車中泊」できる! 身近な「軽キャン」とは
クラシックなだけじゃない新たなスタイル! マットモーターサイクル「DRK-01」を発売
[15秒でわかる]BMW『M135 xDrive』…1シリーズの高性能モデル
F3王者でF3000優勝経験もある中谷明彦が30年ぶりにフォーミュラを体験! マシンの進化の凄まじさをまざまざと見せつけられた
ケータハムの新工場が稼働開始。生産能力を50%高め、年間750台のラインオフが可能に!
千葉の地獄渋滞「国道296号」で悲願の「バイパス道路」工事進行中!? 船橋~八千代~佐倉の「第2ルート」どこまで完成しているのか
日産『キャシュカイ』改良新型、新マスクに「e-POWER」設定…受注開始
サインツJr.は動かない。ウイリアムズからの熱烈ラブコールに感謝も「来季の移籍先を決めるには時間が必要」と冷静
いまやクルマは「ソフト」や「インフラ」とセットで作るもの! 北京モーターショーに見る「異業種」の参入
物流危機対策、まず急ぐべきは現状の「中継物流拠点」「共同配送」のフル活用だ!
[カーオーディオ・素朴な疑問]メインユニット…「AV一体型ナビ」、選ぶべきはどんなモデル?
ハーレー新型「ロードグライド」に感じる 高い完成度と『お得感』
【267万円】売れてるミドルサイズミニバン「ノア」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
【FFゴルフ最強】ニュルモード搭載「GTI クラブスポーツ」。価格も、日本に入るのかも気になる!
コンパクトSUV「ヴェゼル」の改良モデルは乗り心地も走りも「WR-V」と別モノ。納期も改善
【写真でチェック】ミニ「エースマン」発売 絶妙サイズで都会のおしゃれ層に刺さるか?
【77台限定】ドラレコまで標準装備して5万円安い!? フィアット「500X」に特別仕様車登場
モデル末期のスバル「フォレスター STIスポーツ」 買うなら新型を待つべき?
【世界で首位も】イタリアのサソリこと「アバルト」が日本で人気の不思議。理由は独自の“ホビー感”
今秋導入のジープ「アベンジャー」公開 ヤリスクロスと同サイズでガソリン仕様も欲しいぞ!
【日本にピッタリ】MINIの“オシャカワ系”クロスオーバー「エースマン」発売! LBXなどのライバルに